御宿町での作品展の様子が「外房経済新聞」さんに掲載されました。

御宿で「エビアミーゴ」作者にしもとおさむさん展覧会 町の歴史絵にした作品も

外房経済新聞より

御宿町のシンボルキャラクター「エビアミーゴ」の作者「にしもとおさむ」さんの作品展「にしもとおさむ作品展 AMIGO & INDIGO OCEAN」が月の沙漠記念館(御宿町六軒町)で9月6日から始まった。

2009年に国の「ふるさと雇用再生特別基金事業」により御宿町は「地域資源を活用した魅力ある観光推進事業」を展開し、事業の一環として町のシンボルキャラクターを募集した。応募総数は431点あり、その中から「にしもとおさむ」さんの作品「エビアミーゴ」が選ばれた。

イラストレーター、造形作家、デザイナーなどとして活動する西本修さんは2009年から2012年まで御宿町に住んでいたという。当時の館長から声が掛かり、今回の展覧会が実現した。

「エビアミーゴ」は、御宿町の特産物であるイセエビと童謡「月の沙漠」のモデルとなった同町の海岸を体験するサーフィンと、400年前の史実により歴史的に交流の深い「メキシコ」の要素を併せ持つキャラクターとなっている。町に在住する小学生のエビ少年で、元気いっぱい、好奇心旺盛な性格。特技はサーフィンで、苦手なものはカラス。家族構成は、父の「エビパードレ」、母の「エビマードレ」、妹の「エビペケーニョ」、ガールフレンドの「エビセニョリータ」。

展示作品は、「エビアミーゴ」のイラストや海をイメージした藍の染め作品を中心に、木で作った立体作品など約300点。

西本さんは「今回展示している作品の中で、特に思い入れのあるものは『御宿ヒストリーサーフボード』。400年前の歴史から現在までの御宿の歴史がサーフボードに書かれている。ぜひ見ていただきたい」と話す。「エビアミーゴに家族がいるのを見て、知っていただきたい。エビアミーゴファミリーに加えて、地元の人や地域のものをモデルとした愉快な仲間たちも増えている」とも。

御宿町には1609年、当時フィリピン諸島長官ドン・ロドリゴ総督を乗せたサンフランシスコ号が、嵐に遭遇して御宿沖に座礁した。岩和田地区の村民たちが乗組員を救助し、献身的に介抱したことから日本とメキシコとの交流が始まった史実がある。

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